ナゾナワタシ#12 -Father‘s day-

9月の第1日曜日の今日はAustraliaのFather‘s dayでした。

ワタシは、オーストラリアのゴールドコーストにお父さんというかおじいちゃんがいます。

といっても、ワーキングホリデーの際に最後にお世話になったホームステイ先の家族です。

そのときの出会いが素敵なので紹介します。

元々は別のシェアハウスで暮らしていて、そこの大家さんと仲良くさせて頂いていました。

その大家さんの事情で一時的に部屋が足りなくなるとの相談があり、その間だけ違う家で暮らすことになりました。

それが、ワタシのオーストラリアの家族になる家でした。

その家はおじいちゃんとおばあちゃんの家で、義理の娘さんがホームステイのエージェントをしていました。

シェアハウスの大家さんと義理の娘さんが連絡を取ってくれていたのでワタシは当日まで会ったことがありませんでした。

なのに、そんな時に限って出かける予定があり、夜遅くに帰らなくてはいけなかったのです。

ソーっと入ってその日はソーっと寝ました。

今までのホームステイ先は、どちらかというとみんな対応がドライだったので、今回も少しビクビクしていました。

次の日、昨晩遅く帰ってたこと、急遽ステイさせてもらうことを、改めて謝罪と感謝を伝えにリビングへ行きました。

おじいちゃんとおばあちゃんですから、早起きです。

二人は朝ごはんを準備していました。

恐る恐る「Good morning」と言うと、笑顔で「Good morning」と返してくれました。

そして、遅くなった事を謝ると大丈夫だよと言ってくれて、「コーヒー飲む?」と誘ってくれました。

それから、ステイ中は毎朝コーヒー(ワタシは紅茶)を3人で飲むことが日課になりました。

1週間のみの予定でしたが、居心地が良すぎて延長しました。

おじいちゃんとおばあちゃんも、ワタシのことを本当の娘のように接してくれて、晩ご飯もスーパーの買い出しもいつも誘ってくれました。

ワタシが働いておらず、親の仕送りをあてにしているのを知って、家賃も特別に普通より安くしてくれていました。

本当に本当に感謝です。

おじいちゃんは、サンタクロースみたいな大きな人で、いつもその大きな体でハグしてくれます。

日中は基本的に上着は着ません。裸。

または、シャツのボタンを開けっ放し。

笑顔が可愛いおじいちゃんです。

今は定期的にメッセンジャーでコンタクトを取り合いお互いに近況報告をしています。

去年までは、1月のワタシの誕生日にゴールドコーストへ行っておじいちゃんとおばあちゃんに会いに行っていました。

その時は、当たり前のように宿泊代タダ。

「あなたは家族のようなものだからいつでも来なさい」

と言って、お金は一切受け取ってくれません。

本当に優しい人たちです。

今年は、こんな状況なので会いに行けるかわからないですが、会いたいね。と話しています。

明日はおばあちゃんとのエピソードを紹介します。